高校1年
グローバル化が進む中、実際海外で働いている人の話を聞く貴重な体験ができてとても興味深かったです。ドイツから帰国子女として日本に来たときの心配事や、国と国をまたいで行う交流など、グローバルにともなう苦労や楽しさをこの話を通して聞き、大変だなと思ったり、日本の差別について考える機会となりました。特に日本の鎖国、封建的社会についても興味がわきました。島国である日本は、他国の影響も少なく、その分「こうあるべき」という思いが強いというお話でとても共感しました。偏見など、他人と違うことを嫌う日本ですが、私はグローバル化が進んでそういった問題がなくなって欲しいとも思います。講師の方が仰った子供の頃の体験のようなことが無いようにする為、私たちはグローバル化を進めるのかなとも考えていました。私自身、日本人特有の「他人と同じ位に特別扱いされたい」そんな人でした。しかし、今回の講演を聞かせていただき、そういったことは遠くから見れば細かいことなんだと説明されて、こういう考えがあるんだと自分を見つめ直す機会になりました。
その他にも、コンプレックスに対して「それは本当に悩みなのか?」と逆に問われてハッとしました。「解決できる悩みを大きくしすぎている」その様な言葉を仰られた時に、確かに自分は悩みを過大化していたのかもしれないと気付くことができました。グローバルを生きる方のお話はすごく為になることがたくさんありました。悩みも別の視点から見るという方法があることを知れました。
今回の講演会は私にとって大切なことを知れた、とても有意義な1時間でした。ありがとうございました。